クルマを購入する決め手は色々とあると思いますが、新型車をはじめ走行性能に特化した車種や燃費や使い勝手など生活する上で利便性の高い車種、限定車や年式によってデザインの違いによる好みや思い入れのあるクルマなど様々です。
今回、カーコーティングのご依頼でお持ち込みいただいたお車は、フィットの派生モデルでコンパクトセダン2007年式の「フィット アリア」。
2002年から生産され2009年に惜しくも生産が終了してしまいました。
こちらはオーナー様の熱い想いが込められている一台で、一度綺麗にして長く乗り続けたいという思いもありオールペイントをはじめ、ゴムモールやカウルトップなど交換できるパーツは全て新品パーツに交換する拘りです。
ボディの状態は、お気に入りのボディカラー「グレイシャスベージュメタリック」で落ち着きのあるエレガントな色合いがとても素敵です。
しかし、塗装した際に混入したゴミかみを修正するためにサンドペーパーで研磨したキズの痕跡やポリッシャーで磨かれた痕跡などが見受けられました。
ブラックブースにて特殊照明を照射し、ダメージ部分を一面一面確認しながらバフやコンパウンド、ポリッシャーなどを変えながら修正し全体的に塗装の肌の荒さも気になったので、肌調整も兼ねて丁寧かつ繊細に磨き塗装本来が持つ色味や艶感を復元してコーティングの密着性を高めていきます。
また、美観だけではなく効果を最大限発揮できるように促します。
コーティングは駐車環境や使用頻度、お客様の好みなどを考慮してプレミアムグレード親水性「スーパーハイドログラス」を施工させていただきました。
また、ヒーティングブースにて完全乾燥させコーティングの表面硬度や輝度もさらにアップする仕上がりとなりました。
グレイシャスベージュメタリックの粒子が際立ち、淡色な色合いの中にも深みと透明感のある煌びやかな輝きや細部の新品パーツとのコントラストが16年前のお車とはとても思えない仕上がりとなりました。
お客様一人一人、おクルマ一台一台に様々なドラマがあり、想い出や拘りなども様々です。
その思いをアペックスでは真摯に向き合い、「心」と「技術」を想いに乗せて丹念込めて磨き上げお客様の想いをカタチにすることで、満面の笑みで喜ぶ姿を拝見できることが最幸の幸せでございます。
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