CR-Z「カーディテイラーが生み出す、スポーツカーの魅惑のボディライン」

CR-Z「カーディテイラーが生み出す、スポーツカーの魅惑のボディライン」

現在の車業界は、国産・輸入車問わずにSUV車に力を入れている気がします。
もちろん、時代のニーズに合わせてクルマ作りをすることは良いと思います。
人気のSUVを始め、ミニバンやセダン、本格的な四駆からクーペまで様々なスタイルがあるので生活スタイルや用途に合わせて
カーライフを楽しむのが好ましいことです。
しかし、クルマを走らせる喜びも忘れてはいけません。
アペックスをご利用いただいているオーナー様の中でも、スポーツカーを所有されている方も沢山いらっしゃいますし、
とても楽しそうなお話を伺っているとクルマが本当に大好きなのだと感じるのも事実です。

いつの時代も走る喜びを感じ続けたいというオーナー様から、ボディコーティングの再施工をご依頼いただきました。
発売当初、ハイブリッドカーでも運転する楽しさを感じられる、スポーツ性能を融合させ話題を呼び、
惜しくも2016年内で生産終了、2017年初頭で販売終了してしまったモデルでもある「CR-Z」がお持ち込みいただきました。

前回施工させていただいてから、5年が経過し日頃のお手入れも行き届いていますし、
定期的なメンテナンスも行なっていますが、どうしても年月の経過で洗車キズや侵食ジミなど外的要因からのダメージが見受けられましたので、一度リフレッシュする形で進めさせていただくこととなりました。

ホンダ車の赤のソリッドカラーと言えば、ミラノレッドですが非常にデリケートな塗装で洗浄の時点からあまり強力なケミカルを使用したりすると、汚れは落ちても塗装自体にダメージを与えてしまうこともあるので慎重に進めていきます。
研磨作業はボンネットやルーフなどに侵食ジミが多く見受けられましたので、塗装に負担がかからないように最小限の磨きでダメージを除去していきます。
また、仕上げも一面一面丁寧かつ慎重に行い塗装本来が持つ色味や艶感を復元して、コーティングの密着性を高めていきます。

塗装には厚みがあり研磨することにも限界がございます。
むやみやたらに研磨してしまえば、塗膜も減ってしまい最悪塗装の色がなくなり下地が出てしまい再塗装にもなりかねません。
特にデリケートな塗装は注意が必要で、キズの除去をしたいのですが膜厚計で測定しながら塗装に最適な方法で
美観を整えていきます。
コーティングは、前回5年タイプを選択されましたがお客様の使用頻度などを考慮し、3年耐久の撥水性「ドロップグラス」を施工させていただきました。
耐久年数を変えましたが、コーティングの性能をさらに引き出すオプションメニューでもある「ヒートマスターフィニッシュ」も追加させていただきました。

ヒーティングブースで完全乾燥し、眩いミラノレッドのボディカラーがより一層鮮明さを増し、スポーツカーしか成し遂げられない魅惑のボディラインが際立ち、煌びやかな輝きにお客様も魅了され、大変満足して喜んでいただきました。

スポーツカーには走る喜びを味わえるだけではなく、走るために考えられたボディラインのデザインがございます。
空気の流れなど様々な視点から生み出されており、開発者のボディメイクなのではないかと考えております。
開発者の想いや所有するオーナー様の拘りや綺麗にして大切に乗る想い、「心で磨く」カーディテイラーとしての想いが重なり生み出される芸術作品が、他のジャンルには真似できないスポーツカーの魅力ではないでしょうか。

お問合せ
株式会社 アペックス
栃木県宇都宮市下川俣町206-64
TEL 028-661-6000
営業時間 9:00~19:00
定休日 月曜
www.apecs-co.com
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